歯科治療総合医療管理料
B004-6 歯科治療総合医療管理料
注
- 1 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、別に厚生労働大臣が定める疾患を主病とする患者であって別の保険医療機関(歯科診療を行うものを除く。)から歯科治療における総合的医療管理が必要であるとして文書による診療情報の提供を受けたものに対し、第8部処置(区分番号I009、I009-2、I010及びI011-3を除く。)、第9部手術又は第12部歯冠修復及び欠損補綴(区分番号M001から区分番号M002までに限り、全身麻酔下で行うものを除く。)を行うに当たって、必要な医療管理を行った場合に、月1回を限度として算定する。
- 2 同一の患者につき同一月に歯科治療総合医療管理料を算定すべき医療管理を2回以上行った場合は、第1回目の医療管理を行ったときに算定する。
- 3 鎮静及び医科点数表の区分番号D220に掲げる呼吸心拍監視に係る費用は、所定点数に含まれる。
- 4 区分番号B000-6に掲げる周術期口腔機能管理料(Ⅰ)、区分番号B000-7に掲げる周術期口腔機能管理料(Ⅱ)又は区分番号B000-8に掲げる周術期口腔機能管理料(Ⅲ)は、別に算定できない。
通知
B004-6 歯科治療総合医療管理料
- (1) 歯科治療総合医療管理料は、別に厚生労働大臣が定める疾患を主病とする患者であって、別の医科の保険医療機関の当該主病の担当医から歯科治療を行うに当たり、総合的医療管理が必要であるとして診療情報提供料に定める様式に基づいた患者の全身状態等に係る診療情報提供を受けた患者に対し、必要な医療管理を行った場合に算定する。また、当該主病の担当医からの情報提供に関する内容及び担当医の保険医療機関名等について診療録に記載する。
- (2) 歯科治療総合医療管理料を算定する保険医療機関は、全身状態の把握、管理等に必要な呼吸心拍監視装置等の機器、機材等が整備されている。
- (3) 歯科治療総合医療管理料は、当該主病の担当医から歯科治療を行うに当たり、全身状態の把握、管理等が必要であるとして紹介を受けた患者に対し、担当医からの情報提供等に基づき、歯科医師が歯科治療に際して、患者の全身状態の管理を行った場合に算定する。なお、歯科治療総合医療管理料を算定する場合は、管理内容及び患者の全身状態の要点を診療録に記載する。
- (4) 歯科治療総合医療管理料は、同月につき1回を限度として算定する。ただし、同一の患者について、歯科治療総合医療管理料を算定した月は、区分番号C001-4に掲げる在宅患者歯科治療総合医療管理料は算定できない。
- (5) 歯科治療総合医療管理料は、呼吸心拍監視、新生児心拍・呼吸監視、カルジオスコープ(ハートスコープ)、カルジオタコスコープ及び簡単な鎮静が含まれ、別に算定できない。
- (6) 主病とは、当該患者の全身的な医療管理が必要となる主たる疾患をいう。
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