医師事務作業補助体制加算
A207-2 医師事務作業補助体制加算(入院初日)
- 1 医師事務作業補助体制加算1
- イ 15対1補助体制加算 860点
- ロ 20対1補助体制加算 648点
- ハ 25対1補助体制加算 520点
- ニ 30対1補助体制加算 435点
- ホ 40対1補助体制加算 350点
- へ 50対1補助体制加算 270点
- ト 75対1補助体制加算 190点
- チ 100対1補助体制加算 143点
- 2 医師事務作業補助体制加算2
- イ 15対1補助体制加算 810点
- ロ 20対1補助体制加算 610点
- ハ 25対1補助体制加算 490点
- ニ 30対1補助体制加算 410点
- ホ 40対1補助体制加算 330点
- へ 50対1補助体制加算 255点
- ト 75対1補助体制加算 180点
- チ 100対1補助体制加算 138点
注
病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善を図るための医師事務作業の補助の体制 その他の事項につき別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関に入院している患者(第1節の入院基本料(特別入院基本料等を除く。)又は第3節の特定入院料のうち、医師事務作業補助体制加算を算定できるものを現に算定している患者に限る。)について、当該基準に係る区分に従い、入院初日に限り所定点数に加算する。
通知
A207-2 医師事務作業補助体制加算
- (1) 医師事務作業補助体制加算は、地域の急性期医療を担う保険医療機関(特定機能病院を除く。)において、病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に対する体制を確保することを目的として、医師、医療関係職員、事務職員等との間での業務の役割分担を推進し、医師の事務作業を補助する専従者(以下「医師事務作業補助者」という。)を配置している体制を評価するものである。
- (2) 医師事務作業補助体制加算は、当該患者の入院初日に限り算定する。なお、ここでいう入院初日とは、第2部通則5に規定する起算日のことをいい、入院期間が通算される再入院の初日は算定できない。
- (3) 医師事務作業補助者の業務は、医師(歯科医師を含む。)の指示の下に、診断書などの文書作成補助、診療記録への代行入力、医療の質の向上に資する事務作業(診療に関するデータ整理、院内がん登録等の統計・調査、医師の教育や臨床研修のカンファレンスのための準備作業等)並びに行政上の業務(救急医療情報システムへの入力、感染症サーベイランス事業に係る入力等)への対応に限定するものであること。なお、医師以外の職種の指示の下に行う業務、診療報酬の請求事務(DPCのコーディングに係る業務を含む。)、窓口・受付業務、医療機関の経営、運営のためのデータ収集業務、看護業務の補助並びに物品運搬業務等については医師事務作業補助者の業務としないこと。
- (4) 医師事務作業補助者は、院内の医師の業務状況等を勘案して配置することとし、病棟における業務以外にも、外来における業務や、医師の指示の下であれば、例えば文書作成業務専門の部屋等における業務も行うことができる。ただし、医師事務作業補助体制加算1を算定する場合は、医師事務作業補助者の延べ勤務時間数の8割以上の時間において、医師事務作業補助の業務が病棟又は外来において行われていること。