周術期専門的口腔衛生処置

I029 周術期専門的口腔衛生処置(1口腔につき)

92点

区分番号B000−6に掲げる周術期口腔機能管理料(Ⅰ)又は区分番号B000−7に掲げる周術期口腔機能管理料(Ⅱ)を算定した入院中の患者に対して、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が専門的口腔清掃を行った場合に、周術期口腔機能管理料(Ⅰ)又は周術期口腔機能管理料(Ⅱ)を算定した日の属する月において、術前1回、術後1回を限度として算定する。

区分番号B000−8に掲げる周術期口腔機能管理料(Ⅲ)を算定した患者に対して、歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が専門的口腔清掃を行った場合に、周術期口腔機能管理料(Ⅲ)を算定した日の属する月において、月1回を限度として算定する。

3 周術期専門的口腔衛生処置を算定した日の属する月において、区分番号I030に掲げる機械的歯面清掃処置は、別に算定できない。

通知



I029 周術期専門的口腔衛生処置

  • (1) 周術期専門的口腔衛生処置とは、「注1」又は「注2」に規定する患者に対して、周 術期における口腔機能の管理を行う歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、当該患者の 口腔の衛生状態にあわせて、口腔清掃用具等を用いて歯面、舌、口腔粘膜等の専門的な 口腔清掃又は機械的歯面清掃を行った場合をいう。
  • (2) 周術期における口腔機能の管理を行う歯科医師は、周術期専門的口腔衛生処置に関し、 歯科衛生士の氏名を診療録に記載する。なお、当該処置を行った歯科衛生士は、業務に 関する記録を作成する。
  • (3) 機械的歯面清掃処置を算定した日の属する月においては、周術期専門的口腔衛生処置 は別に算定できない。ただし、機械的歯面清掃処置を算定した日の属する月において、 周術期口腔機能管理を必要とする手術を実施した日以降に周術期専門的口腔衛生処置を 実施した場合は算定する。
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