Q&A(処置)
【処置】
(問164)J022-5持続的難治性下痢便ドレナージを実施できる看護師の要件にある「急性期患者の皮膚・排泄ケア等に係る適切な研修」とは、どのような研修か。
(答) 研修については以下の内容を満たすものであり、研修には、実習により、事例に基づくアセスメントと急性期看護又は排泄ケア関連領域に必要な看護実践が含まれること。
- (イ) 急性期看護又は排泄ケア関連領域に必要な看護理論および医療制度等の概要
- (ロ) 看護倫理
- (ハ) 医療安全管理
- (ニ) 急性期看護又は排泄ケア関連領域に関するアセスメントと看護実践
- (ホ) 急性期看護又は排泄ケア関連領域の患者及び家族の支援方法
- (ヘ) コンサルテーション方法
(問165)J022-5持続的難治性下痢便ドレナージの看護師の要件である研修の内容が事務連絡の問164に示されているが、具体的にはどのような研修があるのか。
(答)現時点では、以下のいずれかの研修である。
日本看護協会認定看護師教育課程「皮膚・排泄ケア」「救急看護」「集中ケア」の研修
(問166)局所陰圧閉鎖処置について、平成24年度改定において、「被覆材を貼付した場合」と「その他の場合」の区別がなくなったが、被覆材を貼付した日もその他の日も、同じ点数を算定するのか。
(答)そのとおり。
(問167)人工腎臓について、エポエチンベータペゴルはエリスロポエチン製剤に含まれるのか。
(答)そのとおり。
(問168)人工腎臓の慢性維持透析濾過(複雑なもの)を行っている患者がいない場合も、体制が整っている場合には、透析液水質確保加算2を算定してよいか。
(答)算定して差し支えない。
(問169)持続緩徐式血液透析濾過はどの区分で算定するのか。
(答)J038-2持続緩徐式血液濾過で算定する。
(問170)経管栄養カテーテル交換法について、鼻腔栄養カテーテルも対象となるか。
(答)対象とならない。胃瘻カテーテル又は経皮経食道胃管カテーテルを交換した場合に算定する。
(問)J003局所陰圧閉鎖処置の区分の見直しにより、「1 被覆材を貼付した場合」と「2 その他の場合」が一本化されたが、局所陰圧閉鎖処置に関する事務連絡「局所陰圧閉鎖処置用材料を使用していなければ算定できない。」の取り扱いに変更はないか。
(答)変更なし。
【2013年8月・疑義解釈15】
(問9)『「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(平成24年3月5日保医発0305第1号)の一部改正について』(平成25年6月27日保医発0627第2号)のJ001に(4)「陰圧創傷治療用カートリッジを用いて処置を行った場合は、局所陰圧閉鎖処置材料で被覆すべき創傷面の広さに応じて各号により算定する。ただし、入院中の患者以外に使用した場合に限る。」とあるが、入院中の患者に対して当該カートリッジを用いて処置を行った場合の費用は、J003局所陰圧閉鎖処置に含まれ別に算定できないという理解でよいか。
(答)そのとおり。
(問)K054-2 Qスイッチ付きレーザー照射療法の算定要件で、「なお、一連の治療が終了した後に再発した太田母斑・・・」の「後に再発した」の箇所が削除されたが、「再発」か否かに関わらず算定できるということに変更されたと解してよいか。
(答)そのとおり。