歯科点数表
第2章 特掲診療料 > 第12部 歯冠修復及び欠損補綴 > 第1節 歯冠修復及び欠損補綴料
（欠損補綴）
M025-2 広範囲顎骨支持型補綴
- 1 ブリッジ形態のもの（3分の1顎につき） 18,000点
- 2 床義歯形態のもの（1顎につき） 13,000点
注
- 1 区分番号J109に掲げる広範囲顎骨支持型装置埋入手術に係る施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において、当該補綴に係る補綴物の印象採得から装着までの一連の行為を行う場合に、補綴治療を着手した日において算定する。
- 2 保険医療材料料は、所定点数に含まれるものとする。
M025-2 広範囲顎骨支持型補綴
- (1)広範囲顎骨支持型補綴とは、区分番号J109に掲げる広範囲顎骨支持型装置埋入手術後から当該装置の上部に装着されるブリッジ形態又は床義歯形態の補綴物が装着されるまでの一連の治療をいう。
- (2)「1 ブリッジ形態のもの」は、顎骨の欠損範囲に応じて算定する。
- (3)当該補綴物がブリッジ形態及び床義歯形態の両方の形態を持ち合わせた補綴物である場合は、主たる形態のものに応じて「1 ブリッジ形態のもの」又は「2 床義歯形態のもの」により算定する。
- (4)広範囲顎骨支持型装置埋入手術後、当該補綴に係る補綴物の印象採得から装着までの一連の行為については、当該技術料に含まれ、別に算定できない。
- (5)広範囲顎骨支持型補綴に係る補綴物の装着を行った日においては、患者に対して、当該補綴物の装着日、主治の歯科医師名、保険医療機関名及び療養上必要な事項等を記載した文書を提供すること。
- (6)区分番号M025に掲げる口蓋補綴、顎補綴は、別に算定できない。
