第48の2 精神科作業療法
- 1 精神科作業療法に関する施設基準
- (1)作業療法士は、専従者として最低1人が必要であること。
- (2)患者数は、作業療法士1人に対しては、1日50人を標準とすること。
- (3)作業療法を行うためにふさわしい専用の施設を有しており、当該専用の施設の広さは、作業療法士1人に対して50平方メートルを基準とすること。
なお、当該専用の施設は、精神科作業療法を実施している時間帯において「専用」ということであり、当該療法を実施する時間帯以外の時間帯において、他の用途に使用することは差し支えない。 - (4)当該療法を行うために必要な専用の器械・器具を対象患者の状態と当該療法の目的に応じて具備すること。
- 代表的な諸活動
- 創作活動(手工芸、絵画、音楽等)日常生活活動(調理等)、通信・コミュニケーション・表現活動(パーソナルコンピュータ等によるものなど)、各種余暇・身体活動(ゲーム、スポーツ、園芸、小児を対象とする場合は各種玩具等)、職業関連活動等
- (5)精神病院又は精神病棟を有する一般病院にあって、入院基本料(特別入院基本料をく。)、精神科急性期治療病棟入院料又は精神療養病棟入院料を算定する入院医療を行っていること。
ただし、当分の間、精神病棟入院基本料の特別入院基本料を算定している場合も算定できることとする。 - 2 届出に関する事項
- (1)精神科作業療法の施設基準に係る届出は、別添2の様式45を用いること。
- (2)当該治療に従事する作業療法士の氏名、勤務の態様(常勤・非常勤、専従・非専従、専任・非専任の別)及び勤務時間を別添2の様式4を用いて提出すること。
- (3)当該治療が行われる専用の施設の配置図及び平面図を添付すること。